吉祥寺エル雑記帳

吉祥寺エル雑記帳

裏側から見えないように舌側矯正治療を行うことに関しての考察2


昨日の記事の続きです。

昔の人の歯の治療は金歯がステイタスでした。

しかし現在の価値観では高価な治療になればなるほどセラミックなど天然歯の白色により近づける材料が好まれます。むし歯などで歯が無くなった部分には人工物で補わなくてはなりません。なるべく元の歯と同じような硬さ、尚且つ天然歯になるべく近い色をだせる素材の開発が必要になります。

研究開発する方々は大変だとは思いますが、いったんそのような有用な物質が開発されればほとんどの歯科医院は間もなくその恩恵にあずかれるようになり、爆発的にこの新しい治療法が広がっていきます。

 

一方で矯正治療が難しいところは、たとえ新しい装置が開発されても誰でもすぐに治療が上手にできるようになるわけではないということです。

新しい表側矯正装置が開発されたとしても表側矯正治療が急に上手になるわけではありません。矯正治療経験が少ない歯科医師がその装置を使うから急に治療技術が上がるわけではないのです。たとえば私は日本矯正歯科学会認定医を取得するために長崎歯学部卒業後東北大学病院で6年間修行する必要がありました。

同様に新しい裏側矯正装置が開発されたとしても、裏側矯正治療が急に上手になるわけではありません。裏側矯正治療技術を習得するのに何年もかかるのはいっしょです。裏側からの矯正治療経験が少ない歯科医師がその新しい装置を使うから急に治療技術が上がるわけではないのです。私は裏側矯正治療技術を習得するために、大学病院での7年間勤務の後裏側矯正専門歯科クリニックで5年半修行する必要がありました。

 

表側矯正のキラキラ目立つ矯正装置が当たり前だった数十年前と比較して「矯正装置をなるべく見せない」ための裏側矯正治療が広がってきた現在の状況は歯科の他分野と同じように正常進化しております。

ただし歯科の他分野では新しい材料の開発がそのまま新しい治療として一気広まっていくことが多いのに対して、矯正治療では装置などの材料の開発以上に治療技術をマスターするのに時間と労力が必要であり、裏側矯正治療が世界中に広がっていくために克服すべき課題の1つであろうと思われます。

 

吉祥寺エル矯正歯科

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